Q. 派遣健保って何ですか?
派遣のお仕事が終わり、派遣会社から社会保険の切り替えの話をされました。その会社は派遣健保に入っているそうで、希望すれば現在の健康保険を継続できるということでした。実は社会保険についてもよく判っていないのですが、どういう事なんでしょうか?
A. 社会保険は一般に健康保険と年金のことをいいます。日本では「国民皆保険・皆年金」とされ一部を除き、すべての人が加入しなければなりません。
病院の診察料を全額払うのではなく、一部の負担で済むのは健康保険に加入しているからです。年金の給付として主に挙げられるのが、65歳から受け取れる老齢基礎年金です。
働いていない場合は、国民健康保険、国民年金保険に加入して自分で保険料を支払います。一定の条件を満たしたお仕事で働いているときは健康保険、厚生年金保険に加入します。この時の保険料の半分は会社が負担し、支払いも会社が行います。
派遣で働く場合、お仕事とお仕事の間に一定期間が空いてしまうケースがあります。その都度、手間のかかる社会保険の切り替え手続きを行わなければならず、派遣スタッフの負担となっていました。
派遣健保(人材派遣健康保険組合)は、短期・断続的に働く派遣スタッフのために設立されました。派遣健保には次のような特徴があります。
任意継続期間の延長
お仕事を終了すると、通常は被保険者ではなくなります。ただし、派遣健保に継続して2ヵ月以上加入しているときには、本人の申請により引きつづき、派遣健保の被保険者でいることができます。このときの保険料の負担は引き下げられています。
使用関係の維持
お仕事が終了したとき、同じ派遣会社から1ヶ月以内に次のお仕事が開始されることが決まっている(契約を交わしている)場合、引きつづき、派遣健保の被保険者でいることができます。このとき、特別な手続きは必要ありません。
派遣で働く場合、いつも派遣健保に加入できるわけではありません。お仕事をしている派遣会社が派遣健保に加入している場合だけです。派遣健保に加入したいのであれば、登録を考えている派遣会社が派遣健保に加入しているか確認してください。
(2006/3/27)