Q.契約期間が3ヵ月毎の更新って普通ですか?
新卒から正社員として3年間勤めた会社を辞めて、これから初めて派遣で働くところです。長期のお仕事と聞いていたのですが、働くことが決まって詳しい話を聞くと、1回の契約期間は3ヵ月で契約更新を繰り返して働くということでした。このような働き方は、派遣では普通なのでしょうか?
A.長期のお仕事が3ヵ月毎の契約更新を繰り返すという意味だったことに戸惑ってるんですね。
派遣では、3ヵ月、6ヶ月などの期間の契約を更新して長く勤めるケースは珍しくありません。
このような契約形態が多いのは、企業側が社会情勢の変化などに柔軟に対応するため、長期的な契約を望んでいないことが大きな理由だと思います。
平成16年の調査では、最も多い契約期間は「3ヵ月以上6ヵ月未満」で、全体の31%を占めています、一方、実際にどのくらい働いたかという質問で最も多いのは、「1年以上3年未満」の36.1%です。多くの方が3ヵ月、6ヵ月といった期間の契約を更新しながら働いています。
契約期間
3ヵ月未満:22.2%
3ヵ月以上6ヶ月未満:31.0%
6ヵ月以上1年未満:29.4%
1年以上3年未満:15.6%
3年以上:1.85%
働いた期間
3ヵ月未満:6.1%
3ヵ月以上6ヶ月未満:14.4%
6ヵ月以上1年未満:27.4%
1年以上3年未満:36.1%
3年以上:16.1%
出所:平成16年度 派遣労働実態調査 厚生労働者
契約期間が終わったときに、派遣先企業の事情でお仕事がなくなってしまう不安はあります。しかし、派遣スタッフにも契約終了時にお仕事を変える権利があります。正社員はお仕事がなくなる不安は少ないですが、必要上残業しなければならない時もあるでしょう。派遣スタッフは契約終了時に仕事が終了する可能性がある一方で残業のない仕事を選ぶこともできます。一般的に仕事に対する精神的・肉体的なプレッシャーも正社員の方が高いでしょう。
派遣という働き方には、正社員とは違った側面があります。自分なりに正社員と派遣の働き方を比較した表を作って整理してみるのも良いかもしれません。自分にはどのような働き方が向いているのか、どのような働き方がしたいのか考えてみましょう。今後も派遣で働くのか、正社員の仕事を選ぶのかを決めるヒントになるかもしれませんよ。