Q.残業を申告にしくい。良い言い方はありますか?
業務が終わらず、30分、1時間と残業するときがあります。派遣会社からは、残業した通りにタイムシートに書くように言われていますが、派遣先の上司になかなか言えません。何か良い言い方はありますでしょうか?
A.残業を報告しずらいのですね。残業代を支払うのは最終的に派遣先企業です。そのことを気にして派遣先の上司に残業時間を報告できないのでしょうか。
残業に関して派遣先に報告しにくいのであれば、派遣会社に相談しても良いと思います。場合によっては派遣会社から派遣先に連絡してもらうのも方法の1つです。
または、派遣先で業務を頼まれたときにいつまでに終わらせるのか確認してみてはいかがでしょうか。その時、今日中と言われたら、定時内には終わりそうにないが、それでもいいか確認しましょう。そして、業務が終わって帰宅する時には退社時間を事実の通りに申告します。
上司には残業しないと業務が終わらないと報告しました。それでも今日中に行わなければいけないという指示がきたのですから、残業が指示されたと思っていいでしょう。
派遣先の上司にしてみると、自分が指示した通りの残業をして、その通りの退社時間を申告されたことになります。定時に終わらないと事前に言われているのですから、退社時間に文句をつけにくいでしょう。
特別な業務の指示がなく定時内で仕事が終わらないときも派遣先の上司に確認をしてから残業すると良いと思います。明日でも良いというのであれば退社し、今日中に必要だと言えば残業をして、その通りに勤務時間を報告してください。
派遣会社は雇用責任を負い派遣料金を得ています。派遣先は労務管理を必要としない労働力というメリットを受けています。残業代は働いている方の権利なのですから、残業代の支払いを求めることに問題はありません。
もし、派遣先が残業代を支払いたくないのであれば、派遣先の責任で業務が定時内に終わるように工夫する、業務量を調整する必要があります。
本来あってはいけませんが、残業代をつけてくれるように働きかけることであなたが不利になる可能性もないわけではありません。派遣先は業務の効率が悪いから残業が発生すると言ってあなたの交代を派遣会社に求めるかもしれません(契約期間中にやむを得ない理由以外で派遣スタッフを交代させるのは認められません)。
ただ、業務効率の良い人は時給も高いはずです。結果的に業務の効率の良い人に支払う給与と残業をしなければ業務が終わらない人に支払う給与に大きな差はありません。派遣会社はこのようなことを派遣先に話し、残業代について理解してもらうように努めることも必要でしょう。
(2006/11/27)